コロナ禍もあり、さらに原因不明の腕の発疹で毎月のレッスンも少しご無沙汰になっています。
貴志先生からは、リズムをつかむために、実際の振り子を見てリズムを体に会得することと言われて久しいのですが、、、。
家でやってみますが、これでどういうふうに体に取り込んでいくのか、、、さっぱりわかりません。
次に、与えられたのが 「ハマクラの音楽いろいろ」(浜口庫之助著)のリズムに関する記述部分 これを読んでみるとなかなか面白い。(できるできないは別の話ですが)
さらに「岩城音楽教室」(岩城宏之著) なるほど、岩城さんが 浜口さんのリズム理論に影響をうけたと、、、。
『リズムは点を決めるのではなく、点と点の間のグイ、グイ、グイの動きの快感こそリズム』とか『振り子はグーン、グーンと真ん中で加速され、手が地球に引っ張られる
感覚を会得する、これがスウィングのリズム』とか
ずぶの素人の私にとっては、フムフムそういうものか程度の理解しかできませんが、これまたリズムは楽しいものなんだと、、、そう考えると気持ちが楽になりました。
(ただ、最近なぜなのかはあまり考えずに言われたままにやるほうが新発見も多いのです。)
ここからさきのリズムについては、貴志先生にいつか書いていただくことにしまして…。
リズムといえば 私にとっては忘れられない先生がおられます。台湾で長らく尺八指導されていた
神崎憲先生です。
もう9年ほど前のことです。私は何もわからぬまま貴志先生に連れられて、吹田市の著名なお琴の先生宅の初弾き会に参加させていただきました。
その場に神崎憲先生がおられました。
私は今から思えば恥ずかしいことですがまだ音もろくに出ないのに「千鳥の曲」を演奏させていただきました。
演奏の途中、案の定、音が出なくなり、かすり音だけ。
そのとき、神崎先生が曲に合わせて前列で体を乗り出し動かしながら手拍子もいれてリズムをとっていただきました。
私もおかげで音はかすりつつも最後まで演奏とまではいえませんでしたが、なんとか曲を終えることができました。
はじめて会った私を最後まで励ましていただいた神崎先生。ほんとにありがとうございました。
あれから、それほどうまくなったとはいえませんが、今まで 尺八のおかげで楽しい毎日を過ごさせていただいています。
前回書きましたが揺りもむずかしいですが、リズムこそむずかしい、しかし永遠の課題として楽しむつもりです。
神崎先生が台湾でよく合奏演奏されていた「望你早歸」を一人吹いてみました。相変わらず拙い演奏ですが…。
421.MP3