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早春邦楽コンサート 無事終了しました。

3月22日 貝塚コスモスシアターにて 13時30分から 2部に分けて約1時間半の構成でした。
パンフレットは下に掲載してありますのでご覧ください。


以下、パンフレットに関しての補足、当日の曲を聞いての感想を書かせていただきました。

まずは、尺八曲の演奏3曲から始まりました。、古典本曲の中でも有名な 「手向(たむけ)」「三谷(さんや)」「鹿の遠音」の演奏でした。
 1.「手向」とは神仏や不帰の客に捧げる供え物、祈りを指します。
  そのことを知った上で聞かせていただきました。その意味ではたしかに宗教的趣きのある、もの悲しくもある曲でした。

 2.「三谷」は深山幽谷の自然の中で、自己と向き合い 悟りの境地に近づこうとする心情を表現しています。
  神秘的な趣きの曲でした。
 
 3.「鹿の遠音」、パンフレットの説明にもありますように、鹿が鳴きかわす情景を表現しています。
  二本の尺八の掛け合いが楽しめる曲でした。

  (ただ、実際の鹿の鳴き声は状況によって、いろいろで 時には想像もつかないような鳴き声を発することもあるようですよ。)

 4.そして、いよいよ琴の独奏曲「星の小夜曲」でした。小夜曲とはセレナーデのことです。

 琴の音色が夜空の澄んだ空気の中、きらめく星の情景を連想させる、とても美しい曲でした。

 5.さて、次は「惜別の舞」、この曲はお琴の独奏、尺八の独奏部分があり、それぞれが別れの惜しみ、悲しみを
 しんみりと語っているようで、そして後半の合奏の部分では、テンポが速くなっていくわけですが、その感情が
 だんだんと高鳴っていきます。そして頂点なったところで、その別れの現実をぐっと受け止める、、、ような

 そんな静かな語りと激しい感が組み合わさったすばらしい演奏でした。

ここまでが第1部でした。10分の休憩後 第2部が始まりました。

 6.「雨の水前寺」は 琴 新谷先生 と 尺八 貴志先生とで よく合奏される曲で
  熊本の水前寺公園の雨の日の美しい自然の情景を繊細に表現した曲で
 
  ここちよく流れる箏と尺八のメロディがふりそそいでくるようなすばらしい演奏でした。


 7.そして今回、私も初めて聞かせていただく 琴(新谷先生)とピアノ(貴志先生)の合奏で

 、会場のみなさんにも一緒に歌って楽しんでいただく企画でした。


  (一)「花」滝廉太郎作曲
    瀧廉太郎は現在の東京芸大出身で、「箱根八里」「荒城の月」また「雪やこんこ」などの童謡
    などの曲が馴染みです。25才の若さで先立たれましたが、もし彼がもっと生きていたら、日本の
    音楽もまた変わっていたとも言われています。

  (二) 「夢一夜」南こうせつ
     この曲は、南こうせつがベートーヴェン「ピアノソナタ第17番『テンペスト』」から着想して作られたとのこと
     

     ◆◆ 「夢一夜」演奏


  (三)「手紙」(アンジェラ・アキ)
     この曲はNHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲でもありました。
     歌詞にもあるように、アンジェラ・アキ自身が中学生の頃、未来の自分に宛てて書いたというこです。

  (四)そして最後は「翼をください」(赤い風船)で終了しました。

    


   今回のコンサートは春風をみんなに届けるような楽しいコンサートでした。

   今なお日々進化を遂げられ、今回も美しい琴の音色を届けていただきました新谷佐登美先生、

   そして今回は尺八の代わりにピアノの演奏によって楽しいコンサートを自ら演出していただきました貴志清一先生

   両先生、ほんとにありがとうございました


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