インターネット会報2005年4月号
1.尺八吹奏研究会第13回演奏会のご案内
2.高齢で尺八を始められた方への指導法
1.演奏会のご案内
連管「鹿の遠音」等、古典尺八本曲の名曲と
ギター&尺八による 「下町の太陽」等、昭和20〜40年代
懐かしのメロディーの数々
出演 尺八:貴志清一 浦口康澄 ギター:木村 智
日時 :2005年5月4日(水)祝日
pm
1:30開場、2:00開演
場所 :大阪府岸和田市 自泉会館(0724-37-3801)
難波-(南海本線)−岸和田または蛸地蔵下車 徒歩10分
−主な演奏曲目−
古典尺八本曲
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│○ 琴古流本曲 「巣鶴鈴慕」
│ 「山谷菅垣」
│
「鹿の遠音」他
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尺八・ギター合奏
┌────────────────┐
│○「下町の太陽」
│○「いつでも夢を」
│○「喝采」他
└────────────────┘
○入場料1000円(会場準備の都合で、当日券はありません。)
※6才以下のお子様のご入場は固くお断りいたします。
○チケット取り扱い:
往復はがきに「5/4演奏会希望」と明記し、
申し込み者の ・氏名(複数可) ・住所 ・電話番号 をご記入の上、下記までお申し込みください。
返信はがきが入場券(会場地図付き)となります。
〒590-0531 大阪府泉南市岡田2-190 貴志清一
なお、代金は当日、受付でご精算下さい。
2.(解説)高齢で尺八を始められた方への指導法
60歳以上の方への指導法
(本会会員よりのご質問にお答えして)
ご質問内容
前略 いつもお世話になっています。
60歳以上の人の教授方法に悩んでいます。
五線譜が判りませんし、一拍のリズムの拍感覚が判りません。
昔体で覚えた曲はリズムが取れるのですが、三曲合奏他、知らない曲の拍がとれません。どのように教授すればよいのでしょうか?また、教授法の順番がありましたら教えてください。
このご質問には私などよりもっと教授経験のある会員の方にお答えしていただいた方がよろしいのですが、文面から察しますのに大変お困りのご様子ですので私がとりあえず思っていることを述べさせていただきます。
まず、音がしっかり出てきたという段階で考えます。60才以上と言えばおそらく五線譜をすらすら読める方は少ないと思います。ですから、新たに五線譜の勉強を始めるのは無理があると思います。
そうすれば自然と尺八譜となるのですが、尺八は尺八譜から入るのが自然だと思います。都山流、琴古流に限らず楽譜を使いましょう。
昔身体で覚えた曲、たとえば「荒城の月」が吹けたとしましょう。それが尺八譜ではどうなっているのかを確認してもらいます。お稽古の時は私もそうですが師匠がロツレチで一緒に歌ってあげましょう。また、お弟子さんに尺八ではなく唱譜をすすめてみてはどうでしょう。何十回、何百回と繰り返すうちに尺八譜に慣れてくると思います。
その時に1拍を師匠が膝などで打ってあげると効果的です。
それが進めば、今度は知らないけれど簡単な楽譜の曲を練習してもらいます。段階を踏んで一歩一歩進んでいけば、いつか必ず楽譜が読めるようになり、リズムも取れるようになります。
60歳以上の方にとりまして、もし尺八が全身全霊をこめて打ち込める対象でしたら、巧拙を問わずこれは大変良いことだと思われます。教授する側も大変ですが是非頑張っていただきたいと存じます。
ちなみに私のところへも70才近くの方がお見えになられますが、この方は既に40年ほどのご経験者で、私よりも長く尺八をお吹きになっておられるので本曲の微妙なところの指導や音色の追求のアドバイスが中心です。従いましてご質問のような悩みは今のところありませんので的確なお答えになっていないやも知れませんが、ご参考にしてくださいませ。
(ご質問等は往復ハガキで下記へお願いします。)
〒590-0531 大阪府泉南市岡田2-190 貴志清一宛