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インターネット会報2004年10月号
【解説】 「ビブラートは自然に身につくものか、意図的に身につけるものか?」
【お知らせ】 現在、「尺八吹奏法T」や関連CDは全て絶版になっております。
改訂版や新しい吹き込みのCD等は今しばらくお待ちください。
また、本会に関してのお問い合わせは郵便にてお受け致します。
尺八吹奏研究会事務局
(元会報155号) ビブラート(ユリ)は自然に身につくものか、意図的に身につけるものか?
貴志 清一
(山口県 I氏よりのご質問)
「二管を吹くためのウォーミングアップ」CD(絶版)を聞かせていただきました。K氏の音にはきれいなビブラートがかかっていました。
名手はみんな独特の美しいビブラートを身につけていると、何かの本で読んだことがあります。
さてビブラート(ユリ)は ・自然に身につくものなのか。
・意図的に身につけるものなのか。 ・生まれつきのものなのか(だから美しいビブラートは素質がなれけば一生身につかないのか。)
ご教授願います。 私は一年前に貴志氏と同じ一城銘に持ち替え、ウォーミングアップで音出しの練習をしています。尺八に問題はないと思います。後は吹き方だけでしょうが、なかなかよい音が出てきません。
○尺八を十年、二十年と吹いていても自然できれいなビブラートがかけられない人が圧倒的に多い現実を見ると、大多数の人にとってビブラートは「自然に身につくものではない」と言えます。
私の個人的な体験からいえば、かなり前からビブラートを意図的に練習してきました。その結果、今ではある程度ビブラートが身についているようですので「生まれつきの素質がなければ身につかない」ものでもないと思います。
従いまして、ビブラートは本人がつけたいと望むなら意図的に練習によって身につけるものだと言えます。
さてここではヴィブラートについての私個人の練習方法を少し紹介いたします。あくまで個人的なものですので全ての人に当てはまらないかも知れません。ご承知おきください。
○ヴィブラートは特殊な場合をのぞき首の横の動作でかけること。
○しかも、そのとき息の拍動もわからないように入れて、横ユリを支える。
【おおまかな練習法(言葉では伝わらないかも知れませんが)】
・一番だしやすい音を伸ばす(ロングトーン)
・その音にフーフーと息を乗せる。
・フーフーのあとで横ユリを入れる。 (この時一回横ユリをする毎に2回ヴィブラートがかかるはずだし、また2回ヴィブラートがかかるように絶対にする。)
・つぎに、横ユリのヴィブラートに息のフーフーを乗せる。
(この時、息1回に対して横ユリ1回でしかも、ユリ音は2回かかる。また、2回絶対にかける。)
・それができれば、最初から息の拍動のもとにきわめてなめらかな横ユリのヴィブラートをかける。
(勿論、息のフーフーが人にわかるようではいけません。)
見本としては、山口五郎師のCDを何百回とお聴きください。
また、この問題につきまして、ヴィブラートは実演を伴いますので私に十分時間がとれ、会員の皆様方からの多数のご希望がありましたら「VTR版ヴィブラート訓練の実際」のようなものを作成したいと思っております。
もしお急ぎでしたら、私の所へおいでくだされば何らかのアドバイスが出きると思います。
また、下記の演奏会にお越しくだされば、私のユリを実際に見ていただけることと存じます。
尺八吹奏研究会 第11回演奏会案内 古典尺八本曲の名曲
「山谷菅垣」他 & 尺八&ギター&チェロによる
明治・大正・昭和の歌メドレー 「花」「浜千鳥」「下町の太陽」他
出演 尺八:貴志清一 ギター:木村 智 チェロ:西
規子
日時 :2004年10月24日(日) pm1:30開場 2:00開演
場所 :大阪府貝塚市立中央公民館(コスモスシアター)
2階視聴覚室 難波-(南海本線)−貝塚−(水間線)市役所前下車、徒歩5分
○入場無料(入場券をお持ちでない時は入場できません)
※6才以下のお子様のご入場は固くお断りいたします。
○入場券の申し込み方法 必ず往復ハガキの往信面に
「第11回演奏会希望」と明記し、 Tご住所
Uご参加者氏名(複数可) Vお電話番号
返信表に ご住所、ご氏 名 をお書きの上ご投函下さい。
返信ハガキが入場券となります。
○なお入場券は会場の都合で先着50名に限らせていただきます。
定員になり次第締め切らせていただきますので、その節は了承ください。
○宛先 〒590ー0531 大阪府泉南市岡田2ー190 貴志清一 迄。